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デイビッド・バルドマン
デイビッド・バルドマン
共同創業者・機械学習
信頼の獲得

信頼の獲得

最近、カリフォルニア州オークランドは、顔認識技術の使用を禁止する(カリフォルニア州サンフランシスコ、マサチューセッツ州サマービルに次いで)三番目の合衆国の都市となりました。市は、この技術が不正確であり、侵入のおそれがあり、および基準に達していないことを理由に、顔認識の使用を禁止する条例を採択しました。この規制は会社として当社に直接影響を及ぼすものではありませんが、この問題が当社の価値および当社の製品を構築するに際して当社が行う決定とどのような関係にあるかを検討する非常によい機会であると当社は考えています。

まず第一に、当社は、顔認識を禁止するこの決定を歓迎し、これがディープラーニングから生じてくる驚くべき機能を規制するために回避できない(かつ必要な)一連のステップのワンステップであると信じます。技術がますます強力になるにつれて、それが顔認識か、ソーシャルメディアに誤報を広めることになるかどうかを問わず、企業は、市民の利益に反する可能性を慎重に検討しなければなりません。当社は、十分に確立された欧州のGDPR法およびカリフォルニア州の今後のCCPA規則に続く最近の規制をこのようにみています。つまり「Yes. And?」と応えます。

Standardが成功するために、当社は、小売店舗と買い物客の両方の信頼を構築する必要があります。正直になりましょう。当社の事業は、カメラを小売店舗に設置することから始まります。信頼の不足と過剰な懐疑からのスタートです。この点からスタートして、証明しなければならないたくさんのことがあります。信頼は貴店の行動によるばかりでなく行動しないことによっても獲得することができます。当社は、買い物客から生体認証データを収集しないという確固としたスタンスをとっていますが、顔認識もその一つです。技術上困難なことですがやりがいのあることと認識しながら、このようなスタンスをとっています。しかし、技術上の近道と買い物客の信頼のいずれかを選択しなければならないとなると、当社は、信頼を選択します。同じように、小売店舗にとっても、棚センサーを使用すると当社の技術がより簡単になることは当社にはわかっているのですが、それは設置と適応性に負荷をかけることになります。ユーザー最優先によってのみ、素晴らしい成果を上げることができます。

些細なことであっても信頼を構築します。当社は、入店するためのアプリまたは渡るゲートを必要としない専用の自動チェックアウト店舗、デモ店等をもっています。買い物客は、当社のアプリを持たずに、当社の店舗に入店できます。当社の店舗は、魔法のように、買い物客が購入したものを認識し、完全に匿名で支払います。

当社の店舗にとって真実なことは、当社と連携する小売店舗にとっても真実です。当社は、楽な買い物体験を可能にしたいと考えています。そのために、当社は、実際には、買い物客について多くを知る必要はありません。当社はまた、宣伝広告に頼らないビジネスモデルを持っており、他の企業の顧客を追跡して他の企業にプレッシャーをかけることはありません。要するに、当社は、不快な気分にさせる必要のないビジネスを計画しました。これは、技術的なトレードオフであり、コードおよび設計から機能および体験にいたるまで、当社の商品に当社の価値を入れることです。

顔認識は、当面の問題かもしれませんが、当社にとっては、信頼を獲得するというもっと大きな目標の足掛かりにすぎません。信頼を獲得する方法は、プライバシーを保護すること、透明性を確保すること、安全性とベストプラクティスに投資すること、なすこととなさないことを明確にすること、必要なデータのみを収集すること、必要でないデータを消去することです。将来、これらすべてについて規制が行われるでしょう。その時、今のように、「Yes. And?」と応えます。

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